夜になりきれない
まだ明るい空のまま 夜になりきれない時間 名前もないこの温度 少しだけ伸ばしてる 風が通り抜けたあと 言葉だけ置いていった うまく言えないままで それでも伝わってた 終わりそうな気配だけが 少しずつ近づいてる でもまだ この瞬間は 消えないまま まだ夏の途中だ ここで終わらせないで ほどけそうな光を つなぎ止めていたい 消えそうで消えない この温度のままで 今だけは このままで 続いていてほしい 遠くで鳴ってる音が ゆっくり滲んでいく 振り向けば終わりそうで 前だけを見ていた 触れた指の熱さが まだここに残ってる もう一度だけと 息を吸った まだ夏の途中だ 名前はいらないまま 曖昧なこの光を 抱きしめていたい 消えそうで消えない この感覚のままで 今だけは このままで 止まらないでほしい 少しずつ色が変わる 空の境目で 言えなかった言葉だけ 胸に残ったまま まだ夏の途中だ 終わりなんていらない ほどけそうな光を 何度でもつなぎ直す 消えそうで消えない この温度の先へ 今だけでは終わらない 続いていく このまま 夜になりきれないまま